【月の撮影方法】2021年 完全保存版
月の撮影方法 マニュアル撮影を駆使して初心者脱出
どうも!田中さん。です!
みなさん写真はお好きですか?
子供・ペット・風景・食事など
いろんなシーンで写真を撮るのではないでしょうか?
撮りたいという思いは「形に残したい」という
強い気持ちの表れだと筆者は思っています。
今回紹介するのは
そんなシーンの1つではないかな?と思います。
月の撮影方法(マニュアル設定)
月が綺麗で写真を撮りたくなった事ありますよね。
実際にスマホで撮影してみた方もいるかと思います。
でも、うまく撮れなかった方も多いのでは?
本記事はそういった月撮影の初心者におすすめの記事になります。
月撮影に必要な機材
月撮影におけるカメラ設定
月撮影のポイント
実は「あるポイント」を抑えると
思ったよりも簡単に撮影ができる月撮影。
分かりやすい様に説明していきますので
記事を理解して月撮影を楽しみましょう。
それでは説明していきます。
月撮影 - そもそも何でスマホでうまく撮れないの?
スマホで月を撮影してみても
うまく撮影できなかった経験が筆者にもあります。
では、何でスマホでうまく撮影できないのでしょうか?
その理由は大きく2つあります。
1.月が明るすぎるため
月は被写体としてはかなり明るいものになります。
撮影は夜になるため、スマホで撮影すると
夜の暗さを認識し被写体を
明るく撮影しようとしてしまいます。
そのため、必要以上に明るくなってしまい
しっかりと撮影できないのです。
しかし、次の方法で少しは対応できます。
マニュアル撮影に対応した機種で撮影
マニュアル撮影アプリを使用する
次の機種が上記のマニュアル撮影に
対応した機種の一例です。
【XPERIA1Ⅱレビュー】SONY 5G対応フラッグシップモデル【SONY技術の集大成】 - 田中さん。 ガジェットROOM
2.スマホの性能の限界
もうひとつはスマホ性能の限界です。
スマホはセンサーサイズが小さく
一眼レフと比べると遠い被写体を
精細に撮影するにはむいていません。
※センサーサイズの目安
上記の図で一眼レフとスマホの
センサーサイズの違いは一目瞭然かと思います。
一般的にサイズが大きいと次のメリットがあります。
高画質な写真が撮れる
色彩表現が向上する
ボケが大きくやわらかになる
より遠くの被写体を繊細に撮影する為に
センサーサイズは大事な要素です。
月撮影 - 必要な機材
つぎに撮影に必要な機材を紹介します。
といっても準備するものは多くありません。
ズバリ次の3点だけです!
・一眼レフor高倍率コンデジ
・望遠ズームレンズ
・三脚&レリーフ(外付けシャッター)
※あれば撮影がよりしやすい
1つ目はカメラ本体ですね。
一眼レフor高倍率コンデジが望ましいです。
2つ目が導入で話しました「ポイント」です。
それが、「望遠ズームレンズ」
遠くの被写体を大きく撮影できるレンズですね。
これがないと月を大きく撮影できません。
推奨としては焦点距離が35mm換算で300㎜以上
最低でも200㎜以上は必要です。
200㎜の望遠ズームレンズでしたら
エントリーモデルのセットレンズでも多く存在します。
次の様なものがそれに該当します。
最後が、三脚&レリーフです。
望遠レンズで撮影をすると
ブレが発生しやすくなりますので
撮影の際は三脚の使用を推奨します。
筆者は必ず三脚を使用しています。
レリーフは「セルフタイマー」でも代用できますよ。
月撮影 - 撮影方法・設定
それでは、いよいよ撮影です。
簡単に3ステップで説明しますね
ステップ① - マニュアルモードに設定
まずはカメラ本体のダイヤルで
マニュアルモードに設定します。
難しく感じるかもしれませんが
月撮影において、マニュアル撮影は必須です。
これを機に覚えましょう。
ステップ② - 露出を設定する
いよいよ次は露出設定です。
この露出を決めるところが撮影のポイントです。
まずは次の写真をご覧ください。
いかがでしょうか?
こちらの写真は初心者にも分かりやすい様に
エントリーモデルの機材を使用して撮影しました。
気になる露出設定はこちら
F値:9.0
シャッタースピード:1/125秒
ISO感度:200
今回はセットレンズを使用したので
焦点距離は35mm換算で210㎜でした。
それでは月撮影における露出の目安を紹介します。
F値:8.0以上
シャッタースピード:1/125秒以上
ISO感度:200~400
上記の設定を参考にして
その日の状況に合わせて設定しましょう。
ステップ③ - ピントを合わせて撮影
露出が設定できたらいよいよ撮影です。
フラッシュはOFFにしておきましょう。
シャッターキー半押しでピントを合わせます。
月にピントが合ったらシャッターを切ります。
もしもピントが合わないようでしたら
マニュアルフォーカスで設定しましょう。
少し手間ですが確実に設定できます。
筆者はマニュアルフォーカスで撮影しています
ここで望遠レンズゆえのブレが発生する様なら
前述した様に三脚を使用しましょう。
月撮影 - まとめ・ポイント
はい。ここまで紹介してきました。
どうでしたか?
思ったより簡単ではなかったでしょうか?
ここまでを下記にまとめました。
・一眼レフor高倍率コンデジ
・望遠ズームレンズ
・三脚&レリーフ(外付けシャッター)
※あれば撮影がよりしやすい
・シャッタースピード:1/125秒以上
・ISO感度:200~400
・F値:8.0以上
最後に撮影のポイントを紹介!
一眼レフで撮影すると
高精細な撮影ができるため
被写体がそんなに大きく撮影できなくてもOKです。
トリミングして引き延ばしても
しっかりと精細な写真になります。
大きく撮影できなくても
撮影した際にクレーター等が
しっかり撮影できているか確認をして
後でトリミングして大きく引き伸ばしましょう。
最後に、今回使用したカメラはこちらです。
カメラ本体はこちらで紹介しています。
記事の内容をマスターして
皆さんも月撮影を楽しみましょう。
それでは、また!